1.試験の原理 浸透探傷試験(PT)は、肉眼では見つけることが困難な割れなどを、人間の目で容易に見つけることができる大きさの指示模様にして検出する試験方法である。見やすい色の液体、あるいは蛍光する液体を、材料表面に開口している幅の狭い割れや径の小さい孔に浸透させるため、毛細管現象を利用している。この液体が浸透した後、...
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1.試験の原理 強磁性体である鉄鋼材料などを磁化すると、多くの磁束が発生しもし割れなどの欠陥が存在すると、磁束が欠陥により遮られ、欠陥を迂回して流れる。このとき表層部の磁束が強磁性体の表面上の空間に漏えいし、強磁性体中に流れる磁束が多いほど、欠陥の面積が大きいほど、また、欠損表面に近いほど欠陥漏えい磁束は多くなる。こ...
1.試験の原理 超音波は、金属などの物体中をよく伝搬し、輪郭のはっきりとしたビームで、一定方向にだけ伝搬し、物体の端面や異なる材質の物体との境界面で反射する性質をもつ。超音波探傷試験(UT)は、この超音波の性質を利用して、物体の内部欠陥の有無、その欠陥の位置と大きさを調べる方法である。金属材料の超音波探傷には、周波数...
問題 令和4年度 建設部門(道路)Ⅲ-2 我が国の高速道路は、供用からの経過年数が30年以上の区間が半分を超え、老朽化が進展している。こうした中、平成24年の中央自動車道笹子トンネル天井板崩落事故を受け、平成26年度以降、定期点検結果に基づく修繕や更新事業を進めながら、2巡目の定期点検を実施しているところであり、これ...
以前投稿した出題予想についてその結果を振り返りたいと思います。 必須科目Ⅰ(建設部門) 予想問題 ①品質確保(新技術活用における) ②カーボンニュートラル 結果 ①建設DX ②カーボンニュートラル ②カーボンニュートラルはドンピシャ的中でした。①建設DXについては、選択科目Ⅲで道路DXを予想していたので当たらずしも...
重要キーワード 1.i-Construction 測量から設計、施工、検査、維持管理に至る全ての事業プロセスでICTを導入することにより建設生産システム全体の生産性向上を目指す取組み 2.BIM/CIM 計画、調査、設計段階から3 次元モデルを導入することにより、その後の施工、維持管理の各段階においても3 次元モデ...
インフラDXについて概要をまとめます。...
1.問題と課題の違い これは(1)を記載する上で重要な要素です。問題と課題をはっきり書き分けないと意味が分からない文章が出来上がります。 問題とは目標と現実の差 =ネガティブ 課題とはその差をなくすためにすべきこと =ポジティブ これをしっかりと意識して論文を記載するようにしましょう。 2.課題の書き方 ○例題...
令和四年度 技術士第二次試験 建設部門(道路)の出題を予想してみました。...
令和3年度技術士第二次試験、建設部門必須科目Ⅰ-2について解答例を掲載します。...
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