技術士二次試験口頭試験の確認項目(継続研鑽CPD)

 ここでは、技術士二次試験口頭試験の確認項目(継続研鑽CPD)について学びます。

4.継続研鑽

 継続研鑽(CPD)について確認します。技術士に求められる継続研鑽とは、技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)前文に、技術士はこれらの資質能力をもとに、今後、業務履行上必要な知見を深め、技術を習得し資質向上を図るように、十分な継続研さん(CPD)を行うことが求められる。と記載されています。

 わかりやすく説明します。

 継続研鑽とはつまり、継続的に勉強しなさいということです。科学技術は常進歩しているため、これに遅れることのないよう、自身の技術力を高める必要があります。科学技術に遅れず、自身の技術力を陳腐化させないということです。技術力が陳腐化してしまうと、例えば基準を満たさないインフラを整備したり、重要な植物を伐採してしまったりと、公益確保ができなくなる恐れがあるということです。またそれは、国民の信頼を裏切ることに繋がります。

 つぎにCPD制度について確認します。現在技術士は登録更新制度はありませんが、目標CPD単位が定められています。年間50CPD単位、3年間で150CPD単位です。CPD制度は、資質向上はもちろん、第3者に自信の継続研鑽の成果を示すためのものでもあります。

 技術士となった場合、どのように継続研鑽を行いますか? 年間50単位を目標に、講習会への参加や、他の技術資格の取得を行います。また、社内外研修の講師などにも積極的に挑戦したいと思っております。
 CPDは何のために必要なのですか? 科学技術は常に進歩しているので、これに遅れることのないよう、技術力の陳腐化を防ぐためです。技術力が陳腐化すると、基準を満たさないインフラを整備したりと公益確保ができない恐れがあります。また、CPDは第三者に継続研鑽の成果を示すためのものでもあります。
 自己研鑽のために取り組んでいることを教えてください。 講習会への参加や、学会誌の購読、他の技術資格の取得などを行い、体系的な知識の取得に努めています。

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