【キーワード対策】国道の維持管理の新たな取り組み事例

①地域と連携した維持管理(各団体との連携

・道路協力団体等の民間団体等との連携を強化し、より一層魅力的な道路空間を創造し、道路清掃や除草など、維持管理の課題に対応。

②地域と連携した維持管理(2020東京オリンピック・パラリンピックに向けた高木剪定)

・オリパラ大会は7月から9月の厚さが厳しい時期に開催されるため、道路空間の温度低減に効果的である緑陰形成を積極的に実施。十分な樹冠が確保できるよう、樹種ごとの特徴を踏まえて剪定方法やタイミングについて工夫

③ICT・AI技術等を活用した維持管理(地震時の被災発生予測分析と緊急時巡回の効率化)

・地震発生時(震度4以上)には、30分以内に地震波分析を行い、過去の被災実績から構造物の被害を予測し、関係者に自動送信するシステムを構築し、緊急時巡回を効率化

④ICT・AI技術等を活用した取組事例(道路巡回支援システム:中部地整)

・道路巡回業務の高度化・効率化を図るため「道路巡回支援システム」を整備局等で導入。現地ではタブレット端末にて、道路異常の状況(位置座標、写真、音声)を記録。登録した情報を事務所のPC端末上で共有、必要な様式を自動作成可能。

⑤ICT・AI技術等を活用した取組事例(InfraPatrol(インフラパトロール))

・パトロールカーに搭載したカメラシステムで全走行映像を位置と時刻情報とともに記録。損傷発見時には、緊急通報システムによりリアルタイム映像を事務所・メンテ会社等と共有。

⑥ICT・AI技術等を活用した取組事例(InfraDoctor(インフラドクター))

GISと3次元点群データを活用したシステムで維持管理の生産性を大幅に向上。管理する情報に応じたGIS(2次元)と点群(3次元)の使い分け環境を整備したシステムを構築。

⑦ICT・AI技術等を活用した取組事例(SmartMaintenanceHighwayプロジェクト)

・ICTや機械化の導入で維持管理業務プロセスを変革、生産性を向上させ資産の機能維持と長期健全性を最適なコストで実施することを目指すプロジェクト。情報基盤である次世代型RIMSの活用により点検から補修に至るインフラ管理サイクルの業務フローを改善し、各組織階層の意思決定プロセスを標準化。

⑧ICT・AI技術等を活用した取組事例(交通障害自動検知システム)

・集中的な大雪時に立ち往生発生の有無を自動検知するため、AI技術を活用した「交通障害自動検知システム」を構築。

⑨ICT・AI技術等を活用した取組事例(除雪作業の装置の自動化

・オペレータ不足に対応するため、多岐にわたる除雪作業装置を自動化し、人間は走行操作をするだけを目指す。最終開発目標は「完全自動運転(無人化)」

⑩ICT・AI技術等を活用した取組事例(IoT・機械学習を用いた舗装損傷の自動抽出)

・ダッシュボードに搭載したスマートフォンで撮影した画像と、道路管理者による損傷判定結果を教師データとする機械学習により、画像から路面の損傷種別と損傷範囲を自動分類

※引用:国土交通省

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