令和4年度 技術士第二次試験 建設部門(道路)出題予想 結果発表

 以前投稿した出題予想についてその結果を振り返りたいと思います。

必須科目Ⅰ(建設部門)

予想問題

①品質確保(新技術活用における)

②カーボンニュートラル

結果

①建設DX

②カーボンニュートラル

 ②カーボンニュートラルはドンピシャ的中でした。①建設DXについては、選択科目Ⅲで道路DXを予想していたので当たらずしも遠からずといったところでしょうか。

選択科目Ⅱ-1

予想問題

①緩和区間

②自動運転補助施設

③ICT舗装工

④盛土斜面の維持管理

結果

①縦断勾配

②踏切道改良促進法

③再加熱アスファルト混合物

④盛土斜面の地震時安定性照査

 Ⅱ-1については、出題範囲が広く予想を的中するのは難しいです。④については、盛土斜面と近いようですが、維持管理と地震時安定性照査では、180°違うといってもいいでしょう。

選択科目Ⅱ-2

予想問題

①歩行者利便増進道路

②道路の災害復旧計画

結果

①スマートIC

②地すべり斜面におけるグラウンドアンカー工

 Ⅱ-2は全くでしたね。こちらも出題範囲の広さから出題を予測するのは難しいため、幅広いキーワード学習が重要であると改めて認識しました。

選択科目Ⅲ

予想問題

①道路のDX(デジタルトランスフォーメーション)

②ポストコロナに向けた道路のあり方

結果

①道路に対するニーズの多様化

②高速道路を取り巻く維持管理

 ①道路に対するニーズの多様化は、ポストコロナに向けた道路のあり方とかなり近いと考えます。また、出題文章の中にデジタル技術などのキーワードが含まれており、①道路DXと②ポストコロナに向けた道路のあり方について勉強しておけば、十分対応できたと思います。

 ②高速道路を取り巻く維持管理については、近年の維持管理需要の高まりを再認識させる出題でした。インフラメンテナンスについては、新技術の活用を重要視して勉強しておく必要があるでしょう。

結果を振り返って

 必須科目Ⅰ、選択科目Ⅲはいい予想ができたと思っています。この二つは、時代のトレンドをしっかりと把握して対策を立てることが可能です。

 選択科目Ⅱは、幅広いキーワード学習の重要性を再認識せざるを得ない結果となりました。この科目は、山を張るのではなく、地道な努力が必要ですね。

 また、来年も出題予想をチャレンジします。また、私自身については、2科目目の鋼構造及びコンクリートを受験しますので、こちらも出題予想の投稿をする予定です。

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